こんにちは、桜ヶ丘宅配センター担当の綱島です。
今回私が紹介するのは、ヤクルトのお客様でもあり、家庭ごみの回収でもお世話になっている調布清掃さんです。
「ありがとうを集めたい」をモットーにしている調布清掃のスタッフのみなさんは、気さくな方ばかりです!
来てくれるのが”当たり前”のように感じているゴミの回収ですが、取材をすすめていくと「へぇー」、「なるほど!」の連発でした。
早速色々質問していきたいと思います♬
Q1 収集エリアについておしえてください
A.
可燃ごみ・・・東寺方、落川、百草、和田、一ノ宮、桜ヶ丘一部、愛宕一部、貝取、豊ヶ丘一部、永山、諏訪
ビン・・・多摩市全域
小電、不燃・・・関戸、連光寺、桜ヶ丘一部、聖ヶ丘、馬引沢、落合、鶴牧、南野、山王下、中沢、唐木田、豊ヶ丘一部
古布・・・永山、貝取、豊ヶ丘、落合一部、諏訪、愛宕、関戸、連光寺一部、東寺方、百草、落川、和田、一ノ宮、桜ヶ丘一部
回収するものでエリアが違うんですね!
このエリアを調布清掃では32名のスタッフが交代で回収作業をしてくれています。
多摩市の世帯数がおよそ73049世帯(令和2年7月時点)ですからすごいですね!
Q2 1日に回収するゴミの量はどのくらいですか?
A.
可燃ごみ・・・5トンから10トン
ビン・・・700キロから2000キロ
小電、不燃・・・700キロから3500キロ
古布・・・700キロから3000キロ
収集する季節や地区、曜日などで量は変わるそうです。特に週明けにゴミの量が増えるとのことでした。
私も土日に食材をある程度買い、作り置きおかずを作ったりしますので週明けのゴミ袋はパンパンです。
回収したゴミは近くの清掃工場へ運びます。これだけの量を一回で回収することができないので一日2回から6回往復するそうですよ。
Q3 仕事で大変なことは何ですか?
A.
・戸別回収では取り漏れをしないように細心の注意を払い収集しているため、集中力が必要。
・ゴミのためとても重たいので足腰に負担がかかる。
・どんなに悪天候でも基本収集作業は行うので天候が悪い時は大変。
そういえば悪天候だからといって回収に来なかったり、ゴミの回収忘れといった経験が私は一度もありません!頭が下がりますね。
Q4 この仕事をやっていてよかったなと思うことは何ですか?
A.
・お客様(市民の方)から「ありがとう」と伝えられる機会が多いのでとてもやりがいがあります。
・ほとんど残業がなく定時で帰ることができるので家族との時間を大切にできる。
冒頭に紹介した通り「ありがとうを集めたい」
本当に集めてるんですよ!
2階事務所にお邪魔した時に一番に目についたのがこれです。
ゴミ回収の際、ゴミ袋にお客様(市民の方)が書いて貼り付けてくれているメッセージを持ち帰り、このように壁にスクラップしているんです!
新型コロナウイルスが猛威を振るうなかのゴミの回収は感染リスクも少なくないと思います。そのリスクと戦いながら回収作業をしてくださっているスタッフへたくさんの「ありがとう」メッセージが届きます。でもメッセージを見てくれているだけでなく、こんなに大切に「ありがとう」を集めてくれていたとは!!
嬉しい気持ちと、清掃スタッフの優しさを感じますよね。
新型コロナウイルス対策
感染リスクは新型コロナウイルスだけではありません。様々なウイルス感染を少しでも減らせるような工夫を調布清掃では日常的に行っています。
印象的なのが敷地内いたるところに手洗い場があることです。
事務所に入る前の屋外には手洗い場、うがい場、洗濯機と並んでいてここで汚れを落とします。
事務所に入る時も必ずアルコール消毒を徹底しています。
食堂にも手洗い場
屋外は別の場所にもにもあります。ちょうどお仕事が終わり手洗いをしていました。
社内、車両内の消毒も徹底しているそうです。
ちなみに悪天候での作業も多いので作業車のシートは透明カバーで覆われているので消毒もしやすいそうです。
「もうこれ以上できる対策はありませんよ・・・」と苦笑いするほど徹底していました。
作業車(パッカー車)を見せてください!
この鮮やかなブルーが印象的なパッカー車は調布清掃カラーと言われているそう。
ピカピカでかっこいいですね!
こちらは多摩カラーといわれ、多摩市限定の収集車だそうです。
どうりでこちらのタイプの車両ばかり見かけるなと思ったらそういうことだったんですね!
調布清掃の車両はどれもピカピカ!!
それもそのはず!毎日の洗車はもちろんですが、月に1回必ずワックスをかけているそうです。
洗車しているところ見学させてもらっているときに奇跡的にパッカー車の内部を見ることができました。
こちらが開く前です。どんな構造なのかワクワクします。
少し開いてきました。このホッパーと呼ばれる部分で集めたゴミを小さくしているんですね。
そしてこれがパッカー車の内部です。
意外に種も仕掛けもないですね(笑)
この中に回収したゴミがどんどん詰められ、いっぱいになると清掃工場へ持っていきます。
これから私たちに出来ることとは
ゴミを減らすための工夫として
・生ごみは水分をしっかり切るだけで量を減らすことができる
・必要なもの以外は購入しない
・資源になるものはきちんと分別し、適切に排出する
お客様(市民の方)にお願いしたい事
・状況にもよりますが、基本いつもゴミを出している場所に毎回出していただけると回収漏れを防ぐことができますのでご協力お願いします。
・ゴミの袋はきちんと縛って出していただけると助かります。
・カンとペットとビンは回収車両が違うので分けて出していただけると助かります。
・不燃ごみの中にスプレー缶、ライター、電池などを入れないでください。年に数回はこのことが原因による車両火災が調布清掃でもあるそうです。
分別や出し方についてわからないことがありましたらエコプラザ多摩 ゴミ対策課へ遠慮なくお問合せください。
わたし達は市民の皆様が出したゴミ、資源を回収していますが、同時に少しでも感動していただけるような作業を目指し、ありがとうを集めています。
地域密着型の業種、お客様一人一人と向き合い感動していただけるサービスを提供できるようにこれからも努めてまいります。
調布清掃スタッフ一同
今後もお客様として、そして市民としてもよろしくお願いします!
ちなみに西都ヤクルトでもインスタグラムをやっていますが、調布清掃さんでもインスタグラムやっているのを発見!
清掃スッタフの奥様が毛糸で編んでくれた調布清掃カラーのパッカー車型のコースターをその息子さんが大切そうに持ってハイチーズ♬
微笑ましいですね。
愛社精神が伝わってきました。
これからも多摩地域のゴミ回収をよろしくお願いします!
取材にあたり快く協力してくださいました調布清掃のみなさんありがとうございました!!
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綱島 たき
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