「職場体験」は、今や日本の中学校で、キャリア教育の中核となっている学習活動です。
学生が事業所などで働くことで、職業や仕事の実務を体験したり、働く人々と接したりする学習活動のことを指し、プログラムとしても現場に浸透しつつあります。
現在、日本の98.1%の公立中学校で「職場体験」を実施しています。
子どもたちの生活や意識の変容、学校から社会への移行をめぐるさまざまな課題である、勤労観、職業観を育む体験活動等の対応策として実施されています。
八王子市では、子育てにやさしいまちを目指して、子育て世帯を応援し、子どもの成長を見守るサービスを提供する企業を、「八王子市子育て応援企業」として登録する制度を設けています。(令和3年5月現在、市内184事業所・108団体)
西都ヤクルト販売㈱では市内 8か所の事業所が登録されています。
今回、八王子市内の中学校の生徒さん4名が、2021年10月5日、6日、7日の三日間 西都ヤクルト販売株式会社での職場体験に臨みました。
その三日間を取材しました。
お互い初対面、マスクで表情も見えないこの頃です。
特にこの時期の学生さんは、卒業、入学さらには登校、授業、給食、遠足、運動会などなど多くの体験を疫病にうばわれた世代です。
どうか楽しく職場体験していただきたいという思いで、社員一同取り組みました。
ヤクルトレディさんが毎日、どんな仕事をしているのか知ることは貴重な体験になることでしょう。
一日目は本社の朝礼での自己紹介から始まりました。
初々しい年令の中学生の緊張感が伝わります。
初日の机上研修では、ヤクルトの歴史から商品概要、マナー研修、おなか教室などの講義を受けました。
二日目はヤクルトレディに同行して一日の流れを体験しました。
西都ヤクルト宅配中央センターの現役ヤクルトレディと現場体験の同行です。
住宅担当地区のお届けの体験では、初めてのヤクルト電動自転車に挑戦です。
八王子駅前の事業所、職場エリアお届け体験は、キャリーを押して徒歩で体験です。
その他の体験として、宅配センターの2階の保育室で保育補助をしました。
三日目も朝から前日と違うヤクルトレディと同行のお仕事体験です。
午前中はヤクルトレディ同行、午後からは本社で終了報告会をしました。
センター内ではお知らせの配布物の準備、センター印の押印などのセンター内業務に挑戦。
三日間大変お疲れ様でした。
ヤクルトレディの仕事はどうでしたか。
西都ヤクルトの手づくり修了証書とささやかな記念品を渡しました。
中学校で行っている「職場体験」は2年生が総合的な学習の一環として実施しているものです。
今日まで先輩から受け継がれ、来年度以降も後輩に受け継いでいく大切な学習と聞いています。
西都ヤクルト販売ではこの他にも一般の方のヤクルトレディのお仕事体験も受け入れています。
職業としてヤクルトレディを希望する方対象のお申込みを受け付けています。
お申込みに関する詳細は、西都ヤクルト販売までお問い合わせください。
社員一同、真心こめてお待ちしています。
seito-yakult kouhou
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